貸倉庫の坪単価はいくら?費用相場と選び方のポイントを紹介!

倉庫 坪単価|貸倉庫

貸倉庫は坪単価いくらで借りられるでしょうか?

貸倉庫は倉庫や場所をレンタルできるサービスで、手軽にスペースを確保したい場合に重宝します。

この記事では、貸倉庫の坪単価はいくらなのか、貸倉庫の費用相場や選び方のポイントを紹介していきます。

貸倉庫を活用して、自宅スペースの有効化に役立ててください!

目次

貸倉庫とはどんなサービス?メリットを紹介

倉庫 坪単価|貸倉庫

自宅や事業所に物を置くスペースがない、という場合に貸倉庫というサービスが便利です。

貸倉庫を利用することで、自宅のスペースを有効活用できるでしょう。

貸倉庫とはどういうサービスで、どのようなメリットやデメリットがあるか確認していきましょう。

貸倉庫とは

貸倉庫(レンタル倉庫)、あるいはトランクルームとは倉庫や場所をレンタルできるサービスです。

自宅に物を置くスペースを確保できないけど、大きなものを保管したいという場合に使われます。

近年、貸倉庫のサービスは力を入れられており、様々な企業が貸倉庫のサービスを展開しています。

この背景には、コロナ禍や在宅ワークをすることで自宅スペースを確保したいという需要が増えてきたことが考えられるでしょう。

「断捨離ブーム」と呼ばれる、身の回りの不要なものを処分しようという考え方も貸倉庫が注目されている理由の一因です。

貸倉庫の利用ケース

貸倉庫は気軽に使えるレンタルスペースとして人気を集めています。

個人客のほかに事業用途など、利用目的は様々です。

貸倉庫を利用するケースとして、以下のような使い方があります。

  • シーズンアイテムの保管場所
  • 家財道具の一時保管場所
  • フリマアプリの在庫スペース

例えば、大量の冬物服や暖房器具などは夏になると邪魔になってしまいます。

一時的に大きな荷物を預ける場所として、貸倉庫が重宝するのです。

フリマアプリと好相性の貸倉庫

メルカリやヤフオクなどのフリマアプリは個人でも気軽に商売ができる方法として人気です。

フリマアプリでは物を売るための在庫スペースを確保しなければならないケースがあります。

そんな時に、貸倉庫を活用すれば気軽に在庫スペースを確保できるため、多くの商品を出品できるようになるでしょう。

事業用途に使われる貸倉庫

貸倉庫は個人用で使われているほか、事業用へ使われることもあります。

事業用に貸倉庫を借りる場合は倉庫として利用するほか、店舗や工場へ利用できるサービスもあります。

ただし、用途に制限があって倉庫以外の用途では使えない場合もありますので、契約の際に用途を確認しておきましょう

貸倉庫とトランクルームの違い

貸倉庫とトランクルームは一見似ているサービスですが、細かいところに違いがあります。

貸倉庫が不動産賃貸サービスである一方で、トランクルームは物品を預ける寄託契約です。

寄託契約とは、物を保管することを約束する契約のことです。

貸倉庫では自由に荷物を出し入れできるというメリットがある一方で、トランクルームはセキュリティ対策が万全だというメリットがあります。

ただし、トランクルームでは荷物の預け入れを保証するため、荷物を入れる場合に立ち会いが必要になるケースがあります。

特徴貸倉庫トランクルーム
契約形態不動産賃貸契約寄託契約
メリット自由に荷物を出し入れできるセキュリティ対策が万全
貸倉庫とトランクルームの違い

貸倉庫のメリット

貸倉庫を利用することで不用品を収納できるため、自宅のスペースを有効活用できます。

また、大事な品物を捨てずに保管できる点もメリットといえるでしょう。

貸倉庫を活用するメリットには、以下が挙げられます。

  • 自宅スペースを有効活用できる
  • 大事な品物を捨てずに済む
  • 安心な保管環境で利用できる

特に、在宅ワークやテレワークが普及したことで自宅での仕事スペースが求められることが多くなりました。

貸倉庫に大きな荷物を預けることで、自宅の仕事スペースを確保できるでしょう。

貸倉庫のデメリット

貸倉庫のデメリットとしては、以下のように費用面で負担がかかることです。

  • 使用料金が発生する
  • 立地によって値段が異なる

貸倉庫は立地によって値段が異なります。

また、坪数によって料金は変わります。

お得に貸倉庫を利用するために、貸倉庫の坪単価ごとに発生する費用相場・料金相場を見ていきましょう。

貸倉庫の坪単価に関する費用相場は?

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貸倉庫では利用するスペースごとに使用料金(賃料)がかかります。

料金は坪単価で計算され、広いスペースをとるほど賃料が高くなります。

坪とは倉庫の広さを表す単位で、1坪あたりおよそ3.30平方メートルです。

坪単価は地域や立地によって異なり、東京都心などアクセスに優れたところでは賃料が高い傾向にあります。

坪単価は地域や立地によって異なる

坪単価は地域や立地によって異なり、都心部など土地が高くアクセスに優れた場所では賃料が高くなります。

特に、東京都心部などオフィス街に近い場所は人気が高く、利用者も多いため最も坪単価が高く、料金相場は7,000円~です。

同じ東京都内でも23区外など郊外に出れば比較的賃料は安くなり、5,000円~というのが料金相場となります。

また、東京以外の関東圏(神奈川県、千葉県、埼玉県など)では4,000円~。

地方に出ると3,500円~が料金相場となり、郊外に出るほど賃料が安くなる傾向にあります。

地方料金相場
東京都心(23区エリア)7,000円~
東京郊外(23区外エリア)5,000円~
東京以外の関東地方4,000円~
地方3,500円~
地域ごとに見る坪単価の料金相場一覧表

賃料の計算方法と坪数の目安

賃料は坪単価×坪数で計算されます。

貸倉庫のスペースには坪単価の単価が設定しており、利用する面積を乗じた金額が発生します。

賃料の計算方法=坪単価×借りる坪数
(例)坪単価6,000円のスペースを70坪借りる場合、6,000円/坪×70坪=420,000円が賃料となる。

坪数の目安

貸倉庫を利用する際の坪数は用途に応じて異なります。

個人利用目的の倉庫として利用する場合、1坪から利用できるプランもあります。

事業目的で使う場合は、10坪あるいは100坪単位の坪数を借りるプランが一般的です。

坪数が広いほど賃料も高くなりがちなので、用途に応じてどれぐらいのスペースが必要なのかを事前に決めておきましょう。

貸倉庫にかかる費用

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貸倉庫を利用する場合は、賃料のほかに様々な料金がかかります。

毎月発生するランニングコストだけでなく、初期費用(イニシャルコスト)がかかるため、契約時には注意しましょう。

以下は、貸倉庫を利用する場合にかかる料金の一例です。

  • 賃料
  • 初期費用
  • 保証金

賃料

貸倉庫を利用する場合は、スペースを利用するための利用料金(賃料)がかかります。

賃料は坪単価と坪数を乗じて計算される料金です。

初期費用

貸倉庫では契約する際に初期費用がかかります。

具体的には、前払家賃や保証金、礼金、不動産仲介手数料などです。

スペースを借りる時に初期費用がかかるのは、家を借りるときと同じイメージといえばわかりやすいでしょう。

保証金

貸倉庫を借りる場合、保証金がかかる場合が多いです。

保証金とは、倉庫の修繕が必要な場合に予め預かっておくお金で、家を借りる場合の敷金に相当するものです。

保証金の内容は借りる目的や場所によって異なります。

郊外のエリアでは保証金が安めに設定されていたり、無料となっている場合もあるのです。

保証金は解約時、契約終了時に修繕の必要がなければ返金されます。

貸倉庫選びのポイントは?

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貸倉庫を選ぶ際は早めに希望の条件や広さを決めておきましょう。

倉庫を借りる目的や立地条件に応じて料金が異なるため、希望の条件を決めることが重要です。

貸倉庫を利用する際には、以下のポイントをチェックするといいでしょう。

  • 希望条件(広さなど)を決めておく
  • 早めに探す
  • 専門業者に依頼する

希望条件(広さなど)を決めておく

貸倉庫を利用する場合は、広さなど希望条件を決めておきましょう。

立地や広さは賃料に直結するため、どれぐらいの物を預けるのか、どのぐらいのスペースが必要なのかを設定します。

立地

貸倉庫を利用する場合は立地条件に注意しましょう。

都心部や駅近くなどアクセスしやすい場所は便利である一方で、坪単価が高く設定されています。

郊外では坪単価が安く設定されているため、安く貸倉庫を利用したい場合におすすめです。

貸倉庫にどのぐらいの頻度で物の出し入れをするのか、荷物を運ぶ手段があるのかどうかなどを判断材料にするといいでしょう。

広さ

貸倉庫を利用する場合は、借りたい広さを決めておきましょう。

大きな荷物を預けたい場合、大量の在庫を預けたい場合には広いスペースが必要です。

契約後に広さを変更できる場合もありますが、広さを変えるために手数料が発生するケースもあります。

事前に倉庫の目的や預ける内容を考えて、余分に広さを考えておくといいでしょう。

予算・料金

倉庫選びをする場合は予算を決めておきましょう。

賃料は毎月発生する金額、いわゆるランニングコストです。

経常的に支払いを続けられる規模の計画を練っておくといいでしょう。

ただし、安いという値段だけで決めるのはおすすめしません。

相場より安い貸倉庫では立地に不安があったり、用途が制限される可能性があります。

契約の際には利用目的を考えて、契約トラブルにならないように契約書等を確認しておくといいでしょう。

早めに探す

貸倉庫を利用する場合は、事前段階で早めに物件を探しておきましょう。

立地によっては希望の条件で物件が見つからないケースも考えられます。

早めに希望の倉庫を見つけておくと、スムーズに倉庫を稼働できるのです。

2ヵ月~3ヵ月ぐらいを目途に契約を済ませておくといいでしょう。

預けられないものもある?

貸倉庫を利用するには他の利用者に迷惑がかかるものなど、預けられないものもあります

例えば、灯油やガソリンなどの危険物、植物や生ものなど匂いが発生するものは預けられません。

契約内容によって預けられないものが定められているため、契約前に確認しておきましょう。

専門業者・不動産仲介業者に依頼する

貸倉庫を利用する場合は、貸倉庫の専門業者や不動産仲介業者に依頼しましょう。

貸倉庫は用途に応じて様々な物件があるため、まずはどんなニーズに応えられるかを直接聴いてみることをおすすめします。

貸倉庫を有効活用しよう!

倉庫 坪単価|貸倉庫

貸倉庫は個人目的、事業目的など様々な用途でスペースを有効活用できます。

貸倉庫を取り扱っている事業者は増えてきており、利用者のニーズに合わせた最適なサービスを実施しています。

貸倉庫を借りる際には賃料がかかりますが、これは坪単価や坪数によって決定されるものです。

坪単価は地域や立地によって異なり、郊外に出るほど坪単価が安くなる傾向にあります。

貸倉庫を利用する場合は、契約後のトラブルに巻き込まれないように用途制限等、契約内容をしっかりとチェックしましょう。

貸倉庫の利用を検討されている方は、専門の不動産仲介業者に相談してみてください。

希望の条件に合わせた貸倉庫が見つかりるでしょう。

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