物流会社が自動梱包機を利用するメリット|自動梱包機メーカー一覧や導入における注意点も紹介

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この記事では「物流会社が自動梱包機を利用するメリット」について紹介していきます。

結論、物流会社が自動梱包機を利用するメリットは、人件費削減や作業効率向上、品質の安定などの効果です。

他にも「自動梱包機メーカー一覧」や「自動梱包機導入における注意点」についても解説します。

ぜひこの記事を参考に、物流会社が自動梱包機を利用するメリットについて理解を深めてみてください。

目次

物流会社が自動梱包機を利用するメリット

物流会社が自動梱包機を利用するメリットについては、主に以下が挙げられます。

  • 作業効率アップ
  • 品質の安定
  • 梱包から配送までのコスト削減
  • 資源の無駄を減らせる

作業効率アップ

物流会社が自動梱包機を利用することで、従来では作業工数がかかってしまった工程でも作業効率をアップさせられます

作業効率がアップすると、省人化が可能になるので、人件費削減にも効果的です。

省人化も可能なので、人材採用の手間を省いて、人手不足への対応にもつながります。

品質の安定

自動梱包機を利用すると、梱包作業のバラツキがなくなるので、品質が安定するメリットがあります。

梱包作業は、作業者によって品質がバラついてしまうので、客先クレームの原因の1つになってしまいます。

ダンボールの中に商品とは別のものが梱包されてしまうなどのヒューマンエラーも抑制できるでしょう。

また、危険な作業についても、自動梱包機を利用すると、被害を最小限に抑えられます。

梱包から配送までのコスト削減

自動梱包機は、梱包から配送までのコスト削減効果が期待できます。

人間が梱包して配送まで行うと、無駄な作業時間が生まれてしまったり、人件費が多くかかってしまったりします。

例として、今まで作業者6名で手作業していた工程を、自動梱包機を入れたことによって作業者3~4名に変更できたというケースもあります。

自動梱包機を導入する際には、大きなコストがかかってしまいますが、長期的に見ると費用対効果が高いと言えるでしょう。

資源の無駄を減らせる

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取り扱っている商品や工程によっても異なりますが、資源の無駄を減らせるメリットが挙げられます。

サイズが毎回違う商品を梱包しなければいけない工程がある場合に自動梱包機を利用すると、商品サイズに最適な箱サイズで梱包が可能なので、資源の無駄を減らせられます。

自動梱包機メーカー一覧

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主な自動梱包機メーカーについては、以下のとおりです。

  1. 株式会社東京自働機械製作所
  2. 清水マテリアルソリューションズ株式会社
  3. 株式会社フジキカイ
  4. 大盛機械工業株式会社
  5. ゼネラルパッカー株式会社
  6. 株式会社カナエ
  7. ストラパック株式会社
  8. 株式会社京都製作所

それぞれの自動梱包機メーカーについて紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.株式会社東京自働機械製作所

項目内容
郵便番号〒101-0032
本社住所東京都千代田区岩本町3-10-7(東自機ビル)
創業年1944年
資本金954,000,000円
従業員数248人
上場区分東証スタンダード
証券コード6360
法人番号7010001034205
会社区分メーカー
取扱製品オーガー充填機、梱包機器

株式会社東京自働機械製作所は、梱包機械や圧縮梱包機、自動梱包機械などの開発から製造などの幅広い業務を行っている自動梱包機メーカーです。

顧客の要望に合わせて提案を行い、作業効率アップやコスト削減にも効果的に働きます。

取り扱っている自動梱包機については、以下が挙げられます。

  • 銘産品・贈答品用上包機
  • 縦型ピロ-包装機
  • 粉体充填機
  • フィルム上包機
  • カートナー
  • 段ボールケーサー
  • 包装ラインシステム
  • 紙製品用包装機
  • たばこ機械
  • 特定製品用包装機
  • 圧縮梱包機
  • 振動コンベヤ

上幅広い自動梱包機を取り扱っているので、少しでも気になる方は問い合わせしてみましょう。

2.清水マテリアルソリューションズ株式会社

項目内容
郵便番号〒103-0023
本社住所東京都中央区日本橋本町4-3-6
創業年2016年
従業員数321人
法人番号9010001117189
会社区分メーカー
取扱製品OPPテープ、PPシート、シュリンクラベル、シーラ、ストレッチ包装機、カートンシーラ、ホットメルト、シュリンクフィルム、導電性コンテナ、封かん機、メッシュコンテナ
、梱包機器、クロステープ、気密性テープ、ステープラー、製面機、結束機、安全柵、PPバンド

清水マテリアルソリューションズ株式会社は、梱包資材や工業資材、住宅資材などの素材の企画提案から販売を行っている自動梱包機メーカーです。

積水化学高機能プラスチックで唯一の国内販売会社だったり、積水のグループ会社などの強みを持っています。

また、幅広い自動梱包機を取り扱っているので、商品や立地に合わせて最適な自動梱包機を選べるメリットも挙げられます。

3.株式会社フジキカイ

項目内容
郵便番号〒453-0013
本社住所愛知県名古屋市中村区亀島2-14-10
創業年1946年
資本金154,000,000円
従業員数669人
法人番号4180001032467
会社区分メーカー
取扱製品ピロー包装機、ストレッチ包装機、包装機、横ピロー包装機、梱包機器、包装機械、袋詰め機

株式会社フジキカイは、包装機械の製造や包装技術の開発を主な業務として行っています。

多種多様な包装ニーズに対して、柔軟に対応ができます。

食品を中心に、あらゆる商品に対応した包装機械の製造はもちろん、オペレーター教育や日常点検なども対応可能です。

4.大森機械工業株式会社

項目内容
郵便番号〒343-0822
本社住所埼玉県越谷市西方2761
創業年1948年
資本金238,000,000円
従業員数607人
法人番号6030001063723
会社区分メーカー
取扱製品ピロー包装機、パレタイザーロボット、包装機、横ピロー包装機、深絞り包装機、チューブ充填機、マスフローメーター、梱包機器、包装機械、シュリンク包装機

大森機械工業株式会社は、各種自動梱包機の製造や販売、包装システムラインの設計を行っています。

時代のニーズに応じたオリジナルな包装機器の開発を行っているのが特徴的です。

イタリアのIMA社の代理店で、国内外問わずに幅広い自動梱包機を取り扱っているので、医療品・食品・日用品など幅広いジャンルでも対応が可能です。

5.ゼネラルパッカー株式会社

項目内容
郵便番号〒481-0035
本社住所愛知県北名古屋市宇福寺神明65
創業年1966年
資本金251,577,000円
従業員数191人
上場区分東証スタンダード
証券コード6267
法人番号6180001045896
会社区分メーカー
取扱製品印字検査装置、ピロ-包装機、包装機、ガス充填機、パレタイザ、梱包機器、袋詰め機

ゼネラルパッカー株式会社は、食品製菓機械や自動梱包機械などの製造販売を行っている自動梱包メーカーです。

顧客のさまざまな要望や課題解決などを行っています。

商品を充填から梱包できる「給袋自動梱包機」や、食品の品質を維持するために不活性ガスを自動充填ができる「ガス充填自動梱包機」など幅広い商品のバリエーションがあります。

6.株式会社カナエ

項目内容
郵便番号〒540-6023
本社住所大阪府大阪市中央区城見1丁目2番27号 クリスタルタワー23階
創業年1956年
資本金353,814,600円
従業員数467人
法人番号7120001000278
会社区分メーカー , 商社・代理店
取扱製品印字検査装置、包装機、梱包機器、雨水浸透槽

株式会社カナエは、梱包機器や梱包材料、梱包加工などを取り扱っている自動梱包機メーカーです。

食品分野や医療品、化粧品などの幅広い分野を取り扱っており、分野ごとに独立した専用工場を持っています。

顧客のニーズに合わせた梱包機械を設計しているので、既存のラインに最適な梱包機の導入が可能です。

7.ストラパック株式会社

項目内容
郵便番号〒104-0061
本社住所東京都中央区銀座8-16-6 銀座ストラパックビル
創業年1960年
資本金100,000,000円
従業員数434人
法人番号6010001098218
会社区分メーカー , 商社・代理店
取扱製品シーラ、ストレッチ包装機、カートンシーラ、封かん機、梱包機域、小型結束機、製面機、結束機、PPバンド

ストラパック株式会社は、半自動梱包機や自動梱包機、ハンディ梱包機などを取り扱っている自動梱包機メーカーです。

ロールカッターや超音波ホッチキスなどの産業機器の製造販売も行っているので、梱包に関わるノウハウは豊富にあると言えるでしょう。

一般社団法人日本包装機械工業会や公益社団法人日本包装技術協会などに加盟しているので、安心して取引ができます。

8.株式会社京都製作所

項目内容
郵便番号〒613-0916
本社住所京都府京都市伏見区淀美豆町377-1
創業年1948年
資本金10,000,000円
従業員数920人
法人番号5130001012150
取扱製品梱包機器

株式会社京都製作所は、包装機械事業を主な事業として行っており、長年のノウハウや技術を生かして、オーダーメイドの包装機械の製造を行っています。

資材類の機械への供給方法や工場レイアウトの設計、作業動線の確保などの事業も行っています。

企画や製造、流通を包括した総合コンサルティングスタッフとして、顧客の要望に合ったサポートが可能です。

自動梱包機導入における注意点

BCP対策とBCMとの違い

自動梱包機導入における注意点については、主に以下が挙げられます。

  • 設置スペース
  • 自動化範囲
  • ランニングコストの確認

それぞれの注意点について紹介していきますので、これから自動梱包機の導入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

設置スペース

自動梱包機を導入するには、設置スペースが必要不可欠になるので、入念に確認をしておきましょう。

自動化が進むほど自動化機のサイズが大きくなるので、長期的な視野を入れて、どのスペースに自動梱包機を設置するのか検討しましょう。

また、自動梱包機だけのスペースだけではなく、必要な部材や商品などの置き場も必要になるので、あらかじめ注意が必要です。

自動化範囲

DHL 梱包資材

自動梱包機を導入する前には、自動化範囲を明確にしておかないと、予定しているコストよりも多くかかってしまうリスクがあるので注意が必要です。

どの商品をどのくらいの時間で処理したいか、入念に確認しておくのが重要なポイントです。

専門的な知識が必要な場合には、自動化範囲を専門業者に依頼することをおすすめします。

ランニングコストの確認

自動梱包機を導入するランニングコストを確認すると、事業内容や出荷規模に合った自動梱包機を導入できます。

高性能であればあるほど初期の導入コストが高くなってしまいますが、作業者一人ひとりの負荷を軽減させる効果が期待できます。

人件費削減はもちろんですが、出荷数を大幅に増加させるメリットも挙げられるので、事前にランニングコストの確認を行いましょう。

自社に合った自動梱包機を導入しよう!

物流アウトソーシングとは?

今回は、物流会社が自動梱包機を利用するメリットについて知りたい方に向けて、自動梱包機メーカー一覧や自動梱包機導入における注意点を紹介しました。

物流会社が自動梱包機を利用するメリットについては、主に以下が挙げられます。

  • 作業効率アップ
  • 品質の安定
  • 梱包から配送までのコスト削減
  • 資源の無駄を減らせる

今回の記事を参考に、自社に合った自動梱包機を導入しましょう。

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